福岡トレンド

2014.07.31/GOURMET

都市景観賞も受賞した歴史ある酒蔵 浜地酒造「杉能舎」

今回は浜地酒造「杉能舎」をご紹介します。「杉能舎」は西区元岡に位置しており、糸島も近いことから,毎年多くの観光客が酒蔵の見学や人気の試飲に訪れます。

創業明治3年「杉能舎」は歴史ある母屋が目印です。杉能舎の初代,濱地新九郎は芸事好きで,ある時,お城で見た能に心酔し,自邸の能舞台作りを思い立ちます。本来,桧の舞台とすべく良い桧を探すのですが,近隣には無く,自邸の杉の大木を切り倒して舞台に用いたそうです。それ以来,杉の能舞台が,杉能舎(すぎのや)の屋号となっています。この趣ある酒蔵の建物は,2006年に第20回福岡市都市景観賞も受賞しています。

「杉能舎」の酒蔵売店では,杜氏が丹精込めて醸した日本酒,地ビール,そして珍しいリキュールなど,出来立て新鮮なお酒が販売されています。特に,酒蔵オリジナル新ブランド「和膳会釈(わぜんあしらい)」は,和の膳を「あしらう」(=料理に彩りを添え,美味しさを引きたてる)お酒です。この「和膳会釈」は,全国酒類コンクール純米吟醸部門で見事第3位に輝きました。酒蔵売店に併設された試飲コーナーでは,この「和膳会釈」をはじめとして,各種日本酒やリキュールの試飲を気軽に楽しむことができます。「杉能舎」には,酒蔵資料館もあり,日本酒づくりの工程や設備の見学をしながら,ゆっくりと日本酒の歴史も体験できます。

また,ビール工房では,「杉能舎ビール」を出来立て新鮮な状態で楽しむことが可能です。日本酒の蔵元ならではの醸造技術で造る地ビールは,数々の国際大会で高い評価を受けており,その味もまた格別です。パン工房の併設もあり,酒粕を贅沢に使った「酒粕ベーグル」やビール酵母で発酵させた「地ビールパン」等の酒蔵ならではの一品が購入できます。

今夏には,「ガーデンカフェ」がオープンする予定となっており,酒蔵の小さな森で,美味しい珈琲に酒粕ベーグル,出来立てビールを満喫することが出来ます。糸島観光のついでに歴史ある酒蔵の見学はいかがでしょうか。

※ 詳しい情報については「杉能舎」のホームページをご覧ください。
http://www.suginoya.co.jp/
※ 酒蔵オリジナル新ブランド「和膳会釈」の紹介ページ
http://www.suginoya.co.jp/wazenasirai/

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